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賃金上昇率が伸びず、失業率と不完全雇用が増加

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賃金上昇率はわずか2.2%

オーストラリアの失業率の失業率は 5.3%へと悪化しました。
労働参加率は66.1%に上昇し、より多くの人々が仕事の探しを始めたので失業率が上昇しました。
これは雇用が縮小されたのではなく、仕事を探す人が増加し完全失業率が上昇したためです。

2019年の年間ベースの賃金上昇率は、わずか2.2%で、企業側は賃金を増やすことのない悪循環の雇用環境を作り出しています。
低い賃金上昇率は所得の減少を招くので消費が停滞します。現在のオーストラリアは家計の所得減少と消費低下が続きオーストラリア経済に大きなダメージを与えています。

金融市場では賃金が上昇しない現状から 2020年の雇用市場は悪化するとし、所得の停滞と消費低下がオーストラリア経済に対してもダメージを与えると予想しています。

日本と比較すると分かりやすい

日本と同じように企業が支払う賃金を削り低所得の労働を確保している悪循環が見られます。
あまり良くない労働環境下で低所得による消費は減少する典型的なデフレ環境へと陥る可能性が高いかもしれません。
それでも、デフレが20年以上続く日本のような劣悪な労働環境に陥ることはないでしょう。

世界の賃金上昇率(1997年を100%)
  • スウェーデン:138.4%
  • オーストラリア:131.8%
  • フランス:126.4%
  • イギリス(製造業):125.3%
  • デンマーク:123.4%
  • ドイツ:116.3%
  • アメリカ115.3%
  • 日本89.7%

OECDデータより