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豪準備銀は利下げを検討したが見送った

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豪準備銀は利下げを検討したが見送った

RBA(豪準備銀行)は11月5日の金融制策会議で利下げをすることもできたが、最も適切なアプローチは、現在の経済状況を維持しつつ、6月・7月・10月に3回利下げした影響を確認するため政策金利を据え置いたと言及しました。

RBAの利下げは、広範な経済にプラスの波及効果がありますが、主に住宅市場にプラス効果を及ぼしただけで、消費の拡大にはプラス効果はなっかことが判明してしまいました。

第3四半期CPIが 1.7%へと上昇ことや、11月4日に発表された 9月の小売売上高のデータがマイナスへと縮小せず( 結果:0.2%)第3四半期の平均値0.2%であったことから、3回の利下げ効果は個人消費にプラス効果があったと予測し、利下げを見送ったんです。

ここからが重要で、政策金利を据え置いた後、11月14日発表された新規雇用者数は 驚きのマイナス1.90万人、失業率も5.3% へと0.1%悪化したため、低い賃金の伸びが個人消費を悩ませ続ける結果となりました。CPIと小売売上高、新規雇用者数との間の期間に政策金利発表があったために、RBAは正確な判断をすることが出来なかったわけなんです。
参考:豪年間平均賃金率は再び悪化

参考:3年ぶりに新規雇用者数が悪化

12月の政策金利は困難な決断

12月のRBA政策金利発表は12月4日、小売売上高の発表は12月5日なのでRBAは、小売売上高(家計支出)の結果を見てから政策金利を決定することが出来ず、厳しい判断を迫られるとことになります。
減税と低金利の影響を確認してから政策金利を決めることが出来なくなったんです。
さらに、1月は政策金利発表が行われないので、雇用と個人消費縮小を警戒して12月に利下げに踏み切るか、2020年2月まで金利を据え置くか12月の政策金利は困難な決断を迫られると思われます。