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2020年後半から危険シグナル点灯を警戒

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2020年後半から危険シグナル点灯を警戒

2020年後半は2019年8月に発生した、アメリカで逆イールドカーブ発生してから1年と2ヶ月~4ヶ月となります。
過去の数値から、アメリカでは、1988年以降3度、逆イールドが発生し、1年~2年の間に景気が後退しています。

2005年に発生した逆イールドカーブ後には2007年からサブプライムローンの不良債権が表面化し住宅ローンを組んだ人達や金融機関、債権を購入していた投資家や商業銀行などが巨額の損失を被り金融危機が発生し、リーマンブラザーズの破綻へと向かっていったことは記憶に新しいと思います。(結果として景気後退となります)

逆イールドが発生してから、1年~2年の間に景気後退が発生するので直ちに景気後退が始まるわけではありません。
発生してから、1年~2年はむしろ金融市場は安定し、上昇で推移する過去の経緯がありますので今回も発生後株価は上昇し、為替市場は安定して推移していますので過去と同じ値動きをしていることからも、2020年後半から2021年にかけて、景気後退にともなう大きな下落トレンド発生の可能性が高いといえるかもしれません。




イールドカーブをわかりやすく解説

国債利回り(金利)と償還期間をグラフで描いた曲線グラフのことで。3つの形式があります。

  1. イールドカーブ
    順イールド
    右上がりの曲線で償還までの期間が長いほど利回りが高くなる

    逆イールド
    右下がりの曲線で償還までの期間が短いほど利回りが高くなる

    ・順イールド:曲線は右上がり(短期金利 < 長期金利)
    ・逆イールド:曲線は右下がり(短期金利 > 長期金利)

    経済が成長している段階や景気が良い状況、金融緩和時には順イールドを形成する
    逆に、経済成長の縮小や景気後退、金融引き締め時には逆イールドが発生します

  2. スティープ化
    曲線の傾きが拡大することをスティープ化といいます。

  3. フラット化
    曲線の傾きが小さくなることをフラット化といいます。

イールドカーブと経済・景気動向

  • イールドカーブは将来の経済成長や景気動向、政策金利を予測できる1つの手段して用いられます。
    経済成長や景気動向ですが、一般的には経済と景気が将来的に拡大していくような状況では、イールドカーブはスティーブ化します。イールドカーブの曲線の傾きが上昇しすることをいいます。

  • 逆に、経済成長や景気動向が減速していくような状況では、イールドカーブのフラット化します。イールドカーブの曲線の傾きが緩やかになることをいいます。

ワンポイント

イールドカーブは国債利回りの値を曲線に表したものです。
利回りが低いほど国債価格は高く、利回りが高いほど国債価格は低いことがキーワードになります。
世界経済が安定している状況下では、国債の償還期間が長ければ長いほど、国債の償還に対してリスクがともなうため、長い期間の国債の利回りは短い期間の国債より利回りは高くなります。

順イールドは安定した国債が買われず利回りが上昇することを示し、逆イールドは安定した国債が買われているため利回りが縮小することを示しています