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トルコ将来金利が大幅にダウン

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リラのドルに対する1週間後のインプライドレート(現時点での将来の金利水準)は、17日の10.4%から7.2%に急低下しました。
トルコ中央銀行が設定している政策金利 12%を大きく下回る値で、トルコの金融機関がリラで外国通貨を借りる方が安くなっています。
なので今週に入り、リラを売って外国通貨(特に米ドル)を買う動きが活発化したため、リラはドルに対して下落し円に対しても下落が続いています。
リラの現時点での将来金利水準の下落はリラの価値の下落を意味します。

トルコ当局は、通貨のボラティリティ(下落変動)を押さえ込もうと、現地銀行がリラで外貨を交換できる量を制限しています。

銀行規制監督局、7日以下の満期の外国為替スワップ、先物、およびその他のデリバティブを銀行の資本の最大10%に制限する




下落しやすい環境

リラは、12月に 3.4%の価値を失い新興国通貨で最悪のパフォーマンスとなりました。
トルコ中央銀行の外貨準備高は、2年前の960億ドルから 790億ドルにまで減少する危険なことになっていますね。
外貨準備金残高は、リラが急落した 2018年8月の水準よりも少なく、トルコ当局が急激な為替相場の変動制御(為替介入)が出来なくなることや、外貨建債務(特に米ドル)の返済が困難になるため、トルコリラは下落しやすい環境下にあるんでしょうね。