RBA経済見通しを下方修正【RBA4半期金融政策報告】

RBAは成長見通しを下方修正

豪準備銀行(RBA)は、オーストラリア経済成長の見通しを若干引き下げたが、インフレ率は徐々に上昇するとシグナルを発しました。

経済予想

  • 2017年(12月):2.5%:(前回予想値:2.5%~3.5%)
  • 2018年(6月):2.75%:(前回予想値:2.75%~3.75%) 
  • 2018年(12月):3.25%:(前回予想値:2.75%~3.75%)
  • 2019年(6月):3.5%へ:(前回予想値:2.75%~3.75%)
  • 2019年(12月):3.25%  (新規公表)

 

 

インフレ予想

  • 2017年(12月):2.0%:(前回予想数値:1.5%~2.5%)
  • 2018年(6月):2.0%: (前回予想数値:1.5%~2.5%)
  • 2018年(12月):2.25% :(前回予想数値:1.5%~2.5%)
  • 2019年(6月):2.25% :(前回予想数値:2.0%~3.0%)
  • 2019年(12月):2.25% (新規公表)

 

コアインフレ(基調インフレ)

  • 2017年(12月):1.75%:(前回予想数値:1.5%~2.5%)
  • 2018年(6月):1.75%:(前回予想数値:1.5%~2.5%)
  • 2018年(12月):1.75%:(前回予想数値:1.5%~2.5%)
  • 2019年(6月):2.0%:(前回予想数値:2.0%~3%)
  • 2019年(12月):2.0%  (新規公表)

 

 

豪経済成長

豪準備銀行(RBA)は、2018年12月までの1年後の経済成長を前回予想された、3.75% から 3.25% の経済成長率を見込んでいます。
RBAは今後1年間で 0.5% 経済減速すると予想しています。
しかし、RBAは豪経済が今後数年間に「堅調なペース」に拡大すると予想しており、その大きな要素として、2018年と2019年の失業率は5.5%を若干下回る労働市場やLNG(液化天然ガス)の輸出量増加の進展をあげています。

インフレと賃金の低く遅い伸び率は、「時間の経過と共に徐々に」上昇するとし、徐々に上昇するインフレに対する弱い見通しは、RBAが 1.5% の歴史的な低水準で無期限に政策金利のレートを保留にすることを期待していることを意味しています。
2017年12月にインフレが 2% にわずかに上昇し、2018年12月まで 2.25% にならないと予想していることからも、弱いインフレ率と低い賃金上昇率が豪経済成長を下方修正させたことになります。

 

 

RBAは声明で、賃金の伸びが鈍化し、アマゾンのような小売部門に対する競争の激しい脅威がインフレを抑制しているとのシグナルが出ているとし、「小売部門における強力な競争は、幅広い品目にわたる小売インフレを弱めている」と言及しました。

オーストラリアでは企業サイドが小売販売競争を激化させているため、低賃金・低所得で雇用を維持しながら安い価格で多くの商品を販売していますので、この低賃金低所得から消費者は購買をしづらくなる側面が強くなり、基調インフレ(コアインフレ率)とCPIは徐々に上昇する程度になることになります。

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