NYダウ1597ドル下落 史上最大の下げ幅

 

NYダウ1597ドル下落 史上最大の下げ幅

NYダウが終値で1175ドル下落し、下落幅では1597ドル下落し史上最大の下げ幅を記録しました。
最大下落率は 6.1% であるため史上最大の下落幅は、NYダウが過去最高値を更新し続けていることからも 6.1% の下落率が大きな値となっています。

 

株式市場下落の原因

2月2日に発表された 米雇用統計や、2月5日に発表された、1月ISM非製造業景況指数が米経済の拡大を強く現す結果となったことを受けて、米利上げや金融引き締めの観測が強まりました。
米利上げ観測・金融引き締めが強まったことは、市中に低金利で供給している貨幣が低金利から金利が上昇することを意味し、さらに量的緩和政策も圧縮縮小する速度が速まると予想されます。

  1. 市中に供給されていた貨幣により株式に投資され資金が吸い上げられることや
  2. 今まで低金利で借入てきた企業や家計の経済活動の減速が始まる可能性があることからくる企業収益の減少
  3. 米株式市場下落の影響を受けた日経平均株価や主要株価の下落

 

この大きく3点からNYダウを含む主要株価は大きく下落する展開となりました。
通常株価の下落は景気後退など経済減速の可能性が高いと予想される場合に大幅下落しますが、今回の下落は米経済の成長が顕著であるため、今までFRB(米連邦準備制度理事会)が行ってきた金融政策の縮小・圧縮が原因にあります。
国債などを買い市中に貨幣を供給してきたため、金融緩和の圧縮・縮小は国債価格下落・金利の上昇を招きますので、米10年国債(米長期金利)は2013年の水準の 2.8% 台まで上昇しています。

 

為替市場への影響

投機的マネーが投資縮小を示し、今まで投資されていた資金が撤退しています。
リスク回避とは違い、通貨へ投資されていた円売り新興国・主要通貨買いの投機的マネーもポジションが解消された円の買い戻しが強く現れています。
投資選好の後退は、為替市場でも投資心理を低下させるため、新興国・主要通貨を売却し円買いへと資金移動が進む値動きとなっています。
(投資選好→後退→替市場→主要通貨→投資選好→低下→下落に影響する)

特に新興国通貨や豪ドルなどの通貨は流動性(通貨取引量)が少なく、一度円買いが始まると買い戻しが少なく、買いポジションのストップ(損切り)を巻き込みさらに下落する流れが続いています。

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