中国消費者物価指数(CPI・PPI) 【7月】 2015年8月9日

中国CPI2015年8月9日 ■中国CPI(消費者物価指数)【7月】
 [ 消費者物価指数CPI:前年比 ] 
 (+)1.6% (前回数値: + 1.4%)

 [ 生産者物価指数PPI:前年比 ] 
 (-)5.4% (前回数値: - 4.8%)

 

■中国CPIが示すもの インフレ率は +0.2%上昇し、+1.6%となりましたが、中国ではインフレ率を2%~3%前後の水準を有効な経済成長の値と捉えていますので、今回の結果は経済成長に必要な2%を下回っています。 これは中国経済の内需や景気減速の現れと、原油や資源価格などの価格下落が主な原因となっています。 (消費者物価指数→下落→消費量→減少→企業の物の供給量→減少→企業収益→減少→雇用不安定へ→消費が更に減少→景気悪化の→サイクル→消費者物価指数に表れる)

 

■中国PPI 6年ぶりの大幅低下 PPI(生産者物価指数)は、物を生産する生産側の人件費や原材料、加工費など製造による物価変動で、人件費や加工費は製造の低下や生産活動の低下を意味します。 言い換えると、PPIの低下は、生産活動の減速と捉えることができますので、この点から、中国ではインフレは安定しているが製造業などの産業の成長に対する減速には注意が必要です。

 

■生産者物価指数と消費者物価指数の差が大きくなると、完成品までの人件費や原材料、加工費など製造による物価上昇ではなく、天候に左右された食品価格の上昇、エネルギー、店舗賃料代(不動産価格)上昇など、人件費や加工費など中国国内の内需に貢献する値ではないことになります。 この点からも、中国の景気は落ち込んでいることになります。 ※ 人件費/加工費(企業利益)など、中国の生産性への落ち込みが雇用不安定や所得減少などへとつながります ※ 生産者物価指数 = 原材料→加工費/人件費→完成品までに要したコストに対する前年と比べた変化変動

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