流動性リスク(クラスA)

20140901

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流動性リスク

■流動性リスク(金融機関編)
(A)一般的に、金融機関は、預金者や投資家から預かった資金、借入資金で融資・投資を行っています。 世界経済の悪化傾向や、高い金融リスクが発生すると、世界はリスク回避が進み株価が下落し、その結果、金融機関が保有している株式の損失は拡大するため、現金化出来る手元の資金流動性(現金化できる資産)が減少する傾向が強まります。

(B)預金者や投資家など、金融機関や投資銀行への債権者は現金を引き出す傾向が強くなります。 金融機関や投資銀行は返済に応じるため株式や債券を売却して現金化しますが、株式や債券は評価損失(時価評価で損失)が出ているために、現金化する額が減り、金融機関・投資銀行が救済支援対象や破綻に該当する傾向が強まります。 更に、この救済支援対象や破綻傾向に該当する株式や債券を保有している企業や金融機関が債務を抱えることになるため、債務の連鎖が始まることになります。 ※ 極端に資金の流れがネガティブとなり、資金流通量が減少する傾向が強まります

(C)・・(A)(B)から、多くの金融機関は相互に短期的は融資をし合っているのですが、この相互融資が減少し手持ち流動性(現金/現金化できる資産)の少ない金融機関は倒産することになります。その結果、同じようことが頻発し金融危機へと発展することになります。 ※ 不安定な市場心理による現金化や安全資産への逃避が流動性リスクを上昇させると捉えることができます

 

■流動性リスクは高い金融市場でリスクが発生すると、世界はリスク回避が進み株価が下落するので、その結果、金融機関が保有している株式の損失は拡大するため、現金化出来る手元の資金流動性(現金化できる資産)が減少する傾向が強まります。 ごく短期間で資金の現金化と安全資産への逃避から、資金の流動性が安全資産へと一方方向へとなり、著しい資金の流れが発生し、特に新興国の国債価格が下落しするので世界経済を発端とした経済危機へと発展する 例をあげると、リーマンブラザーズは、自己資本の30倍のレバレッジで取引を行っていましたが、債権(サブプライム証券)と株価の下落から、手持ち流動性(現金が)不足し倒産することになります。 更に、リーマンは取引のための資金を自己株式(リーマン自身の株式)を担保として多額の資金を借入ていたために、自己株式の下落と伴に運転資金の枯渇と追加担保不足が急激に発生したことも倒産の経緯にあげられます。 この、運転資金の枯渇と追加担保不足が流動性リスクとなります。

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