豪賃金指数過去最低水準へ

オーストラリア賃金指数 [ 年間比 ]2016年2月24日

豪民間賃金指数

[ 前期比 ] 0.5%
[ 前年比 ] 2.0% (過去最低水準)

豪統計局でが、賃金上昇率は[ 前年比 ]が1998年に開始以来、最低の年間賃金の伸びだったと指摘しました。

 

賃金指数の分析と予想

■ANZ銀行(オーストラリア4大銀行)では豪労働賃金指数低下の要因は、労働市場の縮小、低インフレと鉱業産業の低迷、そしてオーストラリアの所得が下向きの圧力がある状態で、当面は低水準で推移する可能性があると言及しています。
低水準の賃金指数は企業側は低賃金により多くの雇用を生み出すことをしてきましたが、その反面家計の所得が減少したため、豪家計による消費は低迷する結果となっています。
(賃金指数→低下→企業サイド→低賃金でコスト削減→多くの人を雇用することができる→反面家計の所得→下落へ)
■この、家計の所得減少からくる消費の低迷は豪準備銀行(RBA)が目標としている、インフレ率2%~3%に対して、下方圧力を強める可能性があります。
この、最低水準の賃金指数は最終的にインフレ率の値に表れることになりますので、豪準備銀行(RBA)は政策金利を現状維持もしくは、引き下げる可能性があります。
政策金利は金利差を活かした為替市場の取引に影響を及ぼすため、消費低迷が予想されるオーストラリアの通貨豪ドルは買われる魅力が1つ減ることになります。
一方で、豪ドルの価値よりも円の価値が下落すると豪ドルは上昇する側面を持ち合わせていることに注意が必要となります。

 

 

豪建設市場も下落

オーストラリアでは過去最低水準の低金利政策で、不動産市場へ低金利で資金を融資し不動産市場から発生する雇用や消費により、経済成長を促してきましたが、建設、鉱業、電気、ガス、水に携わるセクターでは賃金が下落しており、特に鉱業以外に建設産業でも賃金が下落しており、建設産業(不動産市場)が低迷する可能性を示唆しています。

外国為替証拠金取引の外為オンライン口座開設申込
ランキングに参加します!
応援のクリックをお願いします!
にほんブログ村 為替ブログへ