豪貿易収支【10月】

豪貿易収支2015年12月3日

■豪貿易収支【10月】
[ 結果 ](季節調整済み)
   (-)23.17億豪ドル   評価:ネガティブ
   (前回数値:-24.03億豪ドル  事前予想:-26.00億豪ドル)  

 

■輸出・輸入の内訳
[ 輸出 ]:265.94億 豪ドル(当月)
[ 輸入 ]:299.00億 豪ドル(当月)

 

 

■豪貿易収支よりも純輸出量
豪第3四半期GDP[2015年7月~9月]でも、純輸出が前期比4.6%増加とGDPの全体を押し上げており、豪経済にはプラス要因で作用しています。
豪準備銀行(RBA)は豪経済を悪化対しては警戒感を示していますが、豪経済成長には資源輸出はプラス要因で作用しているため、マイナス貿易収支を経済成長悪化と捉えず、輸出量増加による豪国内経済成長を重視すると予想されます。(純輸出量がRBAは政策金利と豪ドルの値動きに影響すると言及をしています)
この点からも、豪貿易収支がマイナス圏でも資源輸出が豪経済成長に大きな貢献をしているため、豪ドルの値動きを把握するには純輸出量が豪経済成長に対する貢献度を重視することが重要であると思われます。

 

 

■豪貿易収支は輸入額が減少したため前月からマイナス幅が増加しています。
豪貿易収支マイナス圏の要因は資源価格の下落にあり、資源輸出量は増加していますので豪経済にはマイナス要素とは捉えられませんでした。
オーストラリアが輸出する主な資源である鉄鉱石や石炭の資源価格は下落を続けており、豪貿易収支は輸入額が輸出額を越えているためマイナス収支となっています。

豪資源輸出の主要な鉱物である鉄鉱石の需要予測は2020年に向けて増加していますが、鉄鉱石価格は2016年まで下落すると予測されていますので、鉄鉱石輸出による貿易収支は当面マイナス圏で推移し、2017年から鉄鉱石価格の上昇により、豪貿収支も増加へと転じると予想されます
(中国への資源輸出→米ドルを経由する→豪ドル→米ドルに対して下落→輸出を決済する過程で金額→増加→ 一方で→資源価格→下落→輸出金額ベースで→減少→豪貿易収支ネガティブと捉える)

※ [ 貿易収支 ] = [ 輸出量 ]✕[資源価格]✕[ 豪ドル ] - [ 輸入量 ]✕[資源価格]✕[ 豪ドル ]
※ [ 輸出量 ]✕[資源価格]=金額ベースで貿易収支を減少させる

※ 2020年までの鉄鉱石価格予測・需要予測

外国為替証拠金取引の外為オンライン口座開設申込
ランキングに参加します!
応援のクリックをお願いします!
にほんブログ村 為替ブログへ

コメントを残す