豪第3四半期GDP[2015年7月~9月]

豪GDP2015年12月2日

■豪第3四半期GDP
[ 前年比 ]  2.5%   評価:ポジティブ
  (前回数値:1.9%  事前予想:2.4%)

[ 前期比 ]  0.9%   評価:ポジティブ
  (前回数値:0.3%  事前予想:0.8%)

 

 

 

■豪経済成長の要素
鉱業産業の強い経済活動や資源輸出、個人消費や住宅建設の増加が豪経済成長を牽けん引しています。
純輸出が前期比4.6%増加とGDPの全体を押し上げ、個人消費は0.7%増加、新規住宅は2.0%増加と、広範囲にわたって経済成長が見られます。
一方で、民間投資(設備投資)は0.6%減速、住宅以外の建設は5.3%減速、政府支出は0.4%減速しており、豪GDPのマイナス要因となっています。

※ GDPの算出方法 「GDP = 国内/個人消費+民間投資(住宅と企業の設備投資)+ 政府支出(政府の消費と公共投資)+純輸出(輸出-輸入)+在庫変動」 原材料が多くの工程を経て完成品になるまでの工程段階で生み出される価値を付加価値(人件費や加工費)となり、この原材料に付加価値を合計したものが製品の価格となります。 この製品を消費(購買)することで、GDP付加価値が消費され経済成長に貢献します。

 

■今後の展望
今回の豪GDPは、[ 前年比 ][ 前期比 ] ともに前回数値/事前予想を上回り、豪国内の経済活動は2012年の平均3.6%成長していた時期よりは低調であるものの、強い資源輸出が大きく豪GDPに貢献しています。
資源価格は下落しているため、豪貿易収支ではマイナス圏が続いていますが、豪国内の経済成長には大きく貢献しています。
この点から、12月1日に発表された豪準備銀行(RBA)声明文で 「豪経済や住宅市場の著しい悪化により低金利供給が必要になった場合は豪政策金利引き下げが必要」 と言及しているため、今回の豪GDPにより豪経済は過去のトレンド推移には達していないものの悪化傾向は見当たらず、当面政策金利は据え置かれると予想されます。
(政策金利→当面据え置き→政策金利引き下げ観測→後退→金利差の魅力→維持期待→豪ドル→ポジティブ反応)

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