豪第1四半期GDP【2016年1月期~3月期】

豪GDP2016年6月1日

豪第1四半期GDP

[ 前年比 ]  3.1%   評価:ポジティブ
(前回数値:3.0%  事前予想:2.8%)
※ 前回数値2.9%へ下方修正

 

[ 前期比 ]  1.1%   評価:ポジティブ
(前回数値:0.6%  事前予想:0.8%)
※ 前回数値0.7%へ上方修正

 

 

豪GDP成長の背景

鉄鉱石は5.8%、石炭は4.9、液化燃料(LNG)は11% へと輸出量の急増し、$96.7億豪ドルと量的な計測では過去最高の輸出量へと押し上がったため、オーストラリア国内の資源産業が経済活動(GDP)に貢献した結果、豪経済成長は3.1%へと増加する結果となりました

[ 前期比 ]では 1.1%の経済成長したうち 1%が輸出量の急増により、主に牽引されたています。この点からはオーストラリアの貿易産業が豪国内に経済成長に大きく影響を与えています。
家計消費も0.4%経済成長に貢献し、予想を上回る景気拡大となりました。

一方で、不動産事業投資は2.2%下落し、豪経済活動の低下要因となっています。昨年までオーストラリアでは不動産市場から発生する大きく経済活動(雇用/家電など・・・)が、オーストラリアの経済成長を牽引していきましたが、2015年半ばからは不動産市場は縮小傾向にあり、改めて資源産業が豪経済成長を牽引するオーストラリア特有の経済となっています。

 

 

 

実質可処分所得2016年6月1日

今後の展望

年内に織り込まれ始めていた豪準備銀行(RBA)による政策金利引き下げ観測は後退しています。
豪経済成長は成長しているにも関わらず、オーストラリアの1人当たりの実質可処分所得(Real net national disposable income)は、ここ1年で1.3%急落し、1人当たりベースでは、過去2年間、後購買力で悪化しています。
これは、消費者物価指数が低迷していることを意味しており、5月3日に豪準備銀行(RBA)は政策金利を引き下げています

※ 豪第1四半期消費者物価指数(CPI)【2016年1月期~3月期】

※ 豪準備銀行(RBA)金融政策発表【2016年5月期】

コメントを残す