豪準備銀行(RBA)議事録 公表【2016年6月期】

RBA2016年6月21日

豪準備銀行(RBA)議事録 公表【2016年6月期】

  • GDP成長率は予想よりも強く推移
  • 非鉱業活動の強力な拡大が豪GDPに大きく貢献
  • 低金利と為替レートの下落によって資源輸出量は増加
  • 為替レート上昇は貿易条件と豪経済の調整を複雑にする可能性がある
  • 雇用市場は安定しているが、インフレ率は当面の間低いままである
  • 短期および長期の両方でインフレの指標が平均を下回っている

 

 

 

為替レートと豪経済成長

非常に低金利の金融政策と為替レートの下落により、豪貿易条件はサポートされていることが示唆されています。
豪貿易収支ではマイナス圏が続いていますが、その反面資源輸出量は増加し豪GDPに貢献し豪国内の経済成長には大きく影響しています。
(豪準備銀行(RBA)も3月1日に、オーストラリア経済では非資源産業の拡大が鉱業投資の支出の縮小にもかかわらず、2015年には成長が強まっていると言及しています。)

低い為替レートの豪ドル(特に対米ドル)は、豪ドルを安く買えるためオーストラリアの民間企業セクターへの投資がしやすくなるため、この民間資源産業への投資は経済活動を促進させるため、豪経済(GDP)へ貢献します、2013年以来の低い為替レート(対米ドル)はオーストラリアの経済成をサポートするために重要であるとRBAは言及しています。

この点から、当面豪準備銀行(RBA)は、低金利政策による豪ドルの下落をオーストラリア経済の成長へとつなげると予想されますので、豪ドルの上昇余地は限られ、政策金利の長期的には政策金利引き下げの可能性有効的であることを示しています。

※ 政策金利引き下げ→金利低下→金利差の魅力→低下→豪ドル→下落→豪ドル買いやすくなる→資源投資→増加→経済成長へ
※ GDPの算出方法 「GDP = 国内/個人消費+民間投資(住宅と企業の設備投資)+ 政府支出(政府の消費と公共投資)+純輸出(輸出-輸入)+在庫変動」

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