米ドル上昇と新興国通貨 2015年11月9日

USD2015年11月9日Image:FreeDigitalPhotos.net

■米ドルは買われ123円半ばまで上昇する展開となっています。
先週発表された、米雇用統計のポジティブな結果直後から、金融市場ではFRB(米連邦準備理事会)による、政策金利引き上げ観測が強まり、米金利が上昇を期待した金利差を意識した米ドル買いが続いています。
イエレンFRB議長の政策金利への言及
 「労働市場がさらに改善し、インフレ率が2%へ上昇するのに十分なペースで米経済が成長し続けると予想し、今後入手する情報で裏付けがあれば、12月の利上げも十分にある」 
と言及していますので、10月米雇用統計が労働市場の改善と捉えられ、市場のコンセンサス(市場の考え/市場の合意)は利上げを年内、遅くとも第1四半期に実施すると織り込んだ結果、米ドルが買われています。
(FRB→政策金利→引き上げ→米ドル→金利上昇→米ドルの金利魅力→米ドル買われる)

 

 

■新興国通貨
現状では、新興国の金利は米政策金利が引き上げられたとしても、米ドルよりも高い金利水準を保っています。
ただ、新興国の金利は現状の通貨レートに反映されているため、米ドルの金利引き上げは、これからの通貨レートに反映されますので、米ドルによる新興国や資源商品(コモディティ)へと投資されていた投機マネーが逆流すると、新興国通貨は現状のレートより下落する可能性が高くなります
先週の米雇用統計発表後、南アフリカランドやトルコリラなどが下落しています。特に南アフリカランドは米ドルでも下落が進行しており、円に対しても下落進行の可能性が高くなっています。
(米政策金利引き上げ→米低金利を背景とした米ドルから→新興国/資源→投資→米ドルへと→逆流→新興国/資源投資→下落の可能性へ)

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