日銀追加緩和見送り、円高進行へ

日銀2016年4月28日

日銀追加緩和見送り、円高進行

消費者物価指数が低迷している現状で日銀が追加金融緩和を見送り、金融市場では失望感から日経平均株価は急落し、円高が進行しました。
追加金融緩和が実施されると、市中へ円貨幣が供給されるため円の価値が下落し円安になる側面と、市中に供給される貨幣が投資資金となりリスク選好から主要通貨買い株価買いへと進みますが、今回日銀は追加金融緩和を見送ったため、期待されていた金融政策が実施されないことから失望感が広がり、市中へ貨幣供給された場合と逆の値動きとなりました。
本日発表された、日本の消費者物価指数は大きく悪化しデフレ経済の深刻化を物語っていますが、日銀は物価2%へ目標に対して手段を講じずデフレによる円の価値の上昇も円買いを進行させる要因となりました。

 

 

物価見通し引き下げと景気後退

2016年度の物価見通しを0.8%から0.5%へ大幅に引き下げ、2%の物価目標達成時期を「2017年度前半」から「2017年度中」へと、後ずれさせました。
景気の見通しについても下振れリスクは、引き続き大きいとし、日本の景気動向が悪化していることを表明しています。

 

 

物価下落の要因

これまで日銀は物価の下落は原油価格が下落したためとしていましたが、今回日銀は原油価格はゆるやかなに上昇すると言及する一方で、日銀が2%の物価目標達成時期を「2017年度前半」から「2017年度中」へと延期を表明しているため、物価の低下(デフレ経済)は景気低迷や賃金上昇率の低下が要因であると始めて実質的な日本経済のデフレ原因について言及しています。
賃金上昇率は低下し家計所得は大きく圧迫され、この所得の減少から消費が減少しており、消費税8%への増税からも消費者心理は大きく低下、この2つの側面が日本のデフレ経済に大きく影響しています。
日銀と財務省は金融機関や大企業に対しては配慮はするが家計や日本経済には一切配慮していないことがここにきて数値面で検証されています。

外国為替証拠金取引の外為オンライン口座開設申込
ランキングに参加します!
応援のクリックをお願いします!
にほんブログ村 為替ブログへ

コメントを残す