投資心理大きく後退(投資選好後退) 2015年12月12日

ウォール街2015年12月12日

■投資心理(投資選好後退)
金融市場では投資心理(投資選好後退)が大きく後退しています。

 

1,7年ぶりの原油安
2,中国人民元の下落
3,米政策金利の遅い引き上げペース

 

■1,2,3の解説
1,)は投機的マネーの投資縮小を表し、今まで投資されていた資金が撤退することを意味していますので、通貨へ投資されていた円売り主要通貨買いの投機的マネーもポジションが解消され主要通貨売り円買いの展開が強くなります。

2,)は中国人民銀行による人民元安誘導は世界第2位の経済成長をしている中国の景気減速を下支えしていることと捉えることができますので、金融市場では世界経済の減速に対して、投機的マネーの投資が警戒感を示す材料となります。(人民元安で国内の消費改善と貿易収支を金額ベースで増加させて中国の景気を下支え)

3,)米政策金利の遅い引き上げペースは現在の米経済成長が速い政策金利ペースでは、再度米経済成長低下につながると予想されており、1,と同様に世界経済の経済減速に対して警戒感があることになります。

 

 

■上記1,2,3の影響を受けて、投資家心理が大きく後退し、NYダウ株式は309ドルと大幅下落し、主要通貨も下落する展開となりました。
特に資源輸出に関係に深い通貨や取引料の少ない新興国通貨(豪ドル/カナダドル/南ランド/トルコリラ)は、ボラティリティー(変動幅の比率)が高くなり、大幅下落する展開となりました。
・ボラティリティーが大きい通貨 = 変動幅が大きい
・ボラティリティーが小さい通貨 = 変動幅が小さい

新興国や通貨取引量の少ない通貨は大きく売られ始めると(ショートポジションの発生)、買い派が著しく減少し売り派が体勢を占め、売り(ショートポジション)の大きな発生をします。

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