市場動向 2016年4月30日

2016年4月30日

米ドル主導で下落加速へ

4月28日に日銀の金融刺激策見送りと米GDP減速により、米ドルは急激な下落へと発展し、特に米ドルと豪ドルは下落幅・下落率ともにユーロを超え激しい下落となりました。
4月22日には日銀追加金融緩和への報道観測により、期待されていた金融政策が実施されないことから為替市場は大きく反応し、米ドルを売却し円買いが進みましたが同日に発表された米GDPが 0.5%へと減速したため、さらに米ドルを売却する展開が進みました。

 

 

米GDP2016年4月30日

米GDP推移と米ドル

米経済成長は2015年第2四半期(4月期~6月期)の3.9%へと成長しまし米経済成長へと大きな期待が高まりましたが、その後徐々に減速し始め、4月28日に発表された2016年第1四半期(1月期~3月期)は、0.5%まで減速するに至りました。
米ドルは2015年7月(2015年第2四半期GDP発表)から、米経済成長への期待から101円台/102円台から上昇し始め125円まで上昇しましたが、2006年6月の高値を少し超えた125円台で2番天井(ダブルトップ)を形成し、米経済成長の減速にあわせて米ドルも下落しています。

 

米ドルと主要通貨

長期的な視点で、主要通貨を月足で検証すると、数ヶ月間の誤差はありますが米経済成長の減速と米ドルの下落とともに中長期的に下落し円買いが進行しています。
これは、中国経済減速のセンセーショナルな話題に隠れて米経済減速はハイライトされていませんでしたが、最近の米ドルの下落やFRB(米連邦準備理事会)利上げ観測後退により、米経済減速に対して金融市場が警戒感を強めまじめていることになります。
米経済では特に製造業セクターで景気後退への警戒感が強まっています。
参考 : 米耐久財受注【3月期】
参考 : 米雇用統計【2016年3月分】

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