南アフリカランド大幅下落へ 2016年11月11日

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新興国通貨下落へ

現在、アメリカでは減税や財政拡大など経済政策への期待感が強まっているため、投資マネーが米ドルへシフトし米ドルは上昇しているため、資源通貨や新興国通貨が米ドルに対して売られ、米ドルは豪ドルや、南アフリカランド、中国人民元などの通貨に対して上昇しています。この流れから更に、豪ドル、ランドは円に対しても売られ下落する展開が続いています。

米ドルの上昇は資源通貨や新興国通貨からの資金流出の原因になります。
これは、米ドルによる新興国や資源商品(コモディティ)へと投資されていた投機マネーが逆流すると、資源通貨や新興国通貨は現状のレートより下落する大きな要因となります。同様に中国人民元も同様に下落しています。

多くの新興国は米ドルやユーロ、円を借入て自国のインフラ設備や企業への投資をおこない経済を成長させていますので、新興国の通貨が下落すると、その返済額は下落した分だけ借入額が比例的に増加するため、新興国では通貨下落はさらなる新興国通貨下落を招きます。

 

 

中国人民元

中国人民元は米ドルに対して、2010年6月以来の約6年5ヶ月ぶりの安値まで下落し、米ドルが新興国通貨に対して大きく上昇している反面、新興国通貨は米ドルを中心とした主要通貨に対して下落しています。

 

 

新興国と世界経済

ランド円は、2016年1月6日に史上安値を再度更新しました。この原因も米ドルの政策金利引き上げによる、新興国からの資金の流出でした。
米国は単独で経済成長を拡大させる保守主義へと傾きつつありますので、米国との交易関係や動労力の移動が減り、米国が成長する反面新興国を中心とした世界経済は減速する側面を持つことになります。
これが、資源国や新興国からの資本流出と貨幣価値の下落を招くことになります。

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