中国貿易収支【2015年12月分】公表

中国貿易収支2015年1月13日

中国貿易収支【12月分】公表

[ 結果 ] : +600.9億USD  評価:ポジティブ
  (前回値:+641.0億USD  事前予想:+613.0億USD)

 

 

中国貿易収支前年比率2016年1月13日

[ 輸出比率(%) ]:(-)1.4%   評価:ややポジティブ 
  (前回値:-6.8%)
[ 輸入比率(%) ]:(-)7.6%  評価:ややネガティブ
  (前回値:-8.7%)

 

人民元ベース

[ 人民元建 ] +3,821元
[ 輸出比率 ] +2.3%
[ 輸入比率 ] -4.0%

 

中国貿易収支は米ドルベース人民元ベースともに、大幅黒字となりました。
注目すべき点は、人民元ベースでは2.3%とプラス圏で推移していますので、外需(海外からの受注)は、依然と低い水準ですが、昨年末からの人民元安誘導が顕著に表れ、貿易収支の金額ベース特に人民元ベースでは良い結果になりました。
参考 : 外需(海外からの受注)は低い水準 中国PMIより

 

人民元の高騰

人民元は米ドルに対して、2011年6月の16.27元から2015年8月の20.24元へと24%以上、上昇しており、貿易収支や海外からの新規受注が減少しています。
人民元高は海外からの投資や多くの製品受注品の支払に対して、対価コストが24%上昇することを意味するため、海外からの製品発注は中国からベトナムや新たな南アジアへとシフトし始めています。
この中国人民元高は金額ベースでの中国貿易収支の減少や、中国への製品受注減少の要素となるため、中国の景気減速が進んでいたと予想されます。

中国人民銀行は2014年8月の人民元切り下げ(通貨安政策へ介入)や市場を混乱させないようゆっくりと、人民元安誘導を進めた結果が、ここにきて貿易収支に表れ始めたと思われます。
※ 中国人民元は2014年8の20.24元の高値から17.9元台へと、ゆっくりとしたペースで下落しています

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