中国貿易収支【2015年11月】

中国貿易収支2015年12月8日

■中国貿易収支【11月】
[ 結果 ] : (+) 541.0億USD  評価:ネガティブ
  (前回値:616.4億USD  事前予想:640.0億USD)

[ 輸出比率(%) ]:(-)6.8%   評価:ややポジティブ 
  (前回値:-16.9%)
輸入比率(%) ]:(-)8.7%  評価:ややネガティブ
  (前回値:-18.8%)

 

■中国貿易収支は前月から減少し、さらに輸出比率/輸入比率ともにマイナス幅が縮小する結果となりました。
輸出比率は0.1%縮小、輸入比率は10.1%縮小しています。このことから、輸入が増加したため中国の貿易収支が減速する結果となりました。
[ 輸出比率 - 輸入比率 ✕ USD = 貿易収支 ]
輸出比率はマイナス数値が10.1%縮小しまし輸入比率とともに、マイナス圏で推移しているため内需も弱い状況にあります。

 

 

■貿易収支減少
これには2つの側面があります。
1) 中国への外需減少から中国の海外からの製品新規受注や中国国内内需、消費の減少、製造、生産活動が低下しているため、中国経済成長への下方圧力からくる輸入量減少。
2) 輸出比率/輸入比率ともに前年よりマイナス値であるため、外需/内需の弱さを示しています。
3) 金額ベースでの計測であるため、中国から製造された製品輸出では輸出額を著しく減少させる傾向があります

 

■豪ドルへの影響
豪ドルは発表直後から下落で反応しています。
最近の原油価格下落の影響もあり、豪ドルに対してはマイナス要素となります。
オーストラリア最大の資源輸出先の中国の資源消費増加は、輸出のプロセスを通じてオーストラリア経済と豪ドルに影響を及ぼします。
(中国→オーストラリア最大の輸出先→中国経済成長→オーストラリアの中国向け輸出量の→プロセスを通じて→オーストラリア経済と豪ドルに→影響を与える)

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