中国消費者物価指数(CPI・PPI) 【2016年7月期】

中国CPI2016年8月10日

中国CPI(消費者物価指数)【7月期】

[ 前年比 ]  +1.8%  評価:ニュートラル
 (前回数値: + 1.9%  事前予想:+1.8%)

生産者物価指数PPI【7月】

[ 前年比 ]  -1.7%  評価:ポジティブ
 (前回数値: -2.6%  事前予想:-2.0%)

 

 

 

中国CPIとPPI

PPI(生産者物価指数)は、物を生産する生産側の製造に必要なエネルギー価格、加工費、原材料、製造設備など製造による原材料価格変動の視点でみた製品の価格となります。
PPI(生産者物価指数)は、-2.6%から-1.7%へと、生産者物価指数(CPI)は大きく改善傾向を示しました。

食料品製造と鉱業製造に分類され、家計に必要な食料品の生産量が増加(中国貿易収支【2016年7月期】)し需要と供給の原則から食料資源価格が上昇しているため、食料品が売れていることを意味しています。
参考 : 中国貿易収支【2016年7月期】

さらに、PPIの上昇は投資資本が製造業の生産設備へ資本が流れることになりますので、企業では現時点で生産設備を増強し雇用や所得などの上昇へとつながります
(PPI→上昇→現在量価格→上昇→需要と供給の原則→生産が増加し→必要な原材料→需要増加→原材料価格→上昇)

一方で、鉱物資源を必要とする鉱工業生産はアメリカとユーロ圏からの製品受注量が減少しているため過去の値からは低水準で推移しており、PPIの上昇は主に食料生産による製造が大きく貢献したと予想されます。
中国最大の輸出国である米国向け輸出が 10.04%減少、ユーロ圏向け輸出3.6%減少と、アメリカとユーロ圏中心として中国からの機械製造品の貿易量が減少しており、結果として海外輸出向け鉱業生産が低水準であることを数値からも検証されています。

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