中国消費者物価指数(CPI・PPI) 【2015年11月】

中国CPI2015年12月9日

■中国CPI(消費者物価指数)【11月】
[ 前年比 ]  (+)1.5%  評価:ややポジティブ
  (前回数値: + 1.3%  事前予想:1.4%)

[ 前月比 ]  (+)0.0%  評価:ややポジティブ
  (前回数値: -0.3%)

 

 
■生産者物価指数PPI【11月】
[ 前年比 ]  (-)5.9%  評価:ネガティブ 
  (前回数値: - 5.9%  事前予想:6.0%)

 

 

■中国CPI[ 前年比 ]は +0.2%上昇し、+1.5%となりましたが、中国ではインフレ率を3%前後の水準を有効な経済成長の値と設定していますので、今回の結果は経済成長に必要な3%を大きく下回り、中国経済の内需や景気減速の現れと、原油や資源価格などの価格下落が主な原因となっています。
(消費者物価指数→低水準→消費量→減少傾向→企業の物の供給量→減少→企業収益→減少→雇用不安定へ→消費が更に減少→景気悪化の→サイクル→消費者物価指数に表れる)

 

 

■中国PPIが低水準で推移
PPI(生産者物価指数)は、物を生産する生産側の製造に必要なエネルギー価格、加工費、原材料、製造設備など製造による原材料価格変動の視点でみた製品の価格となります。
PPI(生産者物価指数)が、-5.9%へと6年間で低水準で推移しているため、生産者物価指数(CPI)と消費者物価指数(PPI)の乖離が強くなっています。

PPI(生産者物価指数)製品価格は下落していますので、製品に必要な原材料価格が大きく下落していることを示し、これは、製品製造が減速し需要と供給の原則から現在量価格が下落しているため、製品が売れていないことを意味しています。
(PPI→低下→現在量価格→下落→需要と供給の原則→製造が減速し→必要な原材料→需要減少→原材料価格→下落)
※ 最近の原油価格、鉄鉱石価格の下落が製造の減少を意味しています
※ PPI(生産者物価指数)が-5.9%で低水準で推移しているため、中国の預金金利を大きく下回っています。
このため、投資資本は製造業の生産設備への投資より預金へと資本が流れることになりますので、製造業よりも安定した預金が優先される傾向が強まるため、企業では現時点で生産設備を増強するよりもキャッシュフローをストックし預金へと資本を移転する傾向が強まります。(中国製造業の低下を意味します)

 

 

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