ドラギECB(欧州中央銀行)総裁 定例会見[10月]

ECB2015年10月22日

■ドラギECB(欧州中央銀行)総裁 定例会見
ドラギECB総裁がECB(欧州中央銀行)政策金利発表後の定例会見で、今後の金融政策について発言をしました。

1:ECBはインフレ動向を警戒、必要なら行動の準備
2:量的緩和(QE)は16年9月まで継続、必要ならそれ以降も継続実施
3:成長やインフレ見通しにダウンサイドリスクがある
4:中央銀行預金金利のさらなる引き下げの可能性がある(マイナス金利)

 

■この、ドラギECB総裁の発言を受けて、ユーロは主要通貨に対して大幅に下落する展開となりました。
ユーロは米ドルや豪ドルに対して大幅に下落し、豪ドルは87円台まで上昇する展開となりました。
これは 1)豪ドルや米ドルなど主要通貨がユーロに対して上昇したため、円に対しても上昇する作用、と 2)ECBが量的緩和策の継続/拡大、預金金利引き下げなどの示唆から、市中への貨幣流通量への期待から投資リスクの選好が進んだことの2点があげられます。

 

 

■欧州の景気は非常に悪く、最近景気減速でハイライトされている中国や東アジア圏とは比較にならない状況です。
ECBでは中央銀行の預金金利を-0.2% で維持していますが、さらに引き下げることに言及していますので欧州の金融機関から民間企業や家計への融資が進んでいないことを現しています。
先週発表された、ユーロ圏消費者物価指数[ 前年比 ]は -0.1% とECB(欧州中央銀行)の低金利政策やECBの量的緩和策、マイナス預金金利の効果無く、欧州の景気悪化を裏付けています。
マイナス金利は金融機関が保有している資金を金利の高い国に回して利益をだそうとするため、当座預金の金利が引き下げ(マイナス金利)られると、その国の通貨が売られやすくなり、ユーロキャリートレードの要因となります。

 

 

■今回マイナス金利の拡大示唆は、多くの金融機関は欧州中央銀行に預けている預金に対して利息を得ることができなくなるため市中の民間企業や家計への資金融資して本来の金融業務で企業収益を獲得させる金融政策です。
この本来の融資業務が経済活動へとつながり欧州全体の経済成長へとつながることが期待されます。
(欧州の金融機関→欧州中央銀行→に資金を預ける→金融機関に利息が付与されていた→マイナス金利→欧州中央銀行に預けると→逆に利息を払わなければならない→金融機関→民間企業・家計へ融資をして→本来の業務で収益得る→融資増加→経済成長へ)
(マイナス金利→経済成長へ→消費量→増加→企業の物の供給量→増加→企業収益→増加→雇用安定へ→消費が更に増加→消費者物価上昇→サイクル)

※ マイナス金利の解説(初心者向け解説/クリックでリンクします) 

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