トルコ信用格付け ジャンク債へ格下げ

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トルコ信用格付け ジャンク債へ格下げへ

米格付け機関ムーディーズ・インベスターズがトルコ信用格付けを 「Baa3」 から 「Ba1」 へと引き下げ等級をジャンク債 としました。
信用格付け = 各国政府や政府機関などが発行・保証する債券に対する信用度

 

 

米ムーディーズ・インベスターズではトルコのソブリン格付けをジャンク級に引き下げの主な理由として、資本の逆流リスクや国際収支の悪化を指摘しています。

  • 外国資本の流れが急反転して混乱を引き起こしたり、準備金の急激な減少を招くリスクや、国際収支の危機が起こるリスクが高まっている
  • トルコの信用プロフィルのゆっくりな悪化は向こう2、3年は続き、リスクのバランスはBa1の格付け水準のほうが正確に反映される

 

 

資本逆流の危険性と国際収支
資本の逆流は特に新興国に多く見られ、米ドルやユーロ、円を借入て自国のインフラ設備や企業への投資をおこない経済を成長させていますので、金融危機や米ドルの上昇などが発生すると新興国の通貨が下落し、その返済額は下落した分だけ借入額が比例的に増加するため、新興国では通貨危機を招きます。これが新興国では外貨準備金(借入返済の外貨が不足)の不足発生させます。

年内に利上げされる可能性がある米に対して、米政策金利が引き上げられると米ドルの金利引き上げは、通貨レートに反映されますので、米ドルによる新興国や資源商品(コモディティ)へと投資されていた投機マネーが米ドルへと逆流し、新興国通貨は現状のレートより下落を加速させます。
トルコ経済に関しても、米ドルからの借入依存度が高く、米ドルの上昇もしくはトルコリラの下落は、米ドルに対しての返済額が増加するため、国際収支が悪化します。

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