豪雇用統計[失業率/新規雇用者数]大きく冷え込む【2018年3月期】

新規雇用者数[2018年3月期]

[ 新規雇用者数 ]
  +0.49万人  評価:ネガティブ
 (前回数値: + 1.75万万人  事前予想:+2.00万人)
 ※ 前回数値:-0.63万人へ下方修正

 

 

失業率

[ 失業率 ]
  +5.5%  評価:ニュートラル
 (前回数値: + 5.6%  事前予想:+5.5%)

 

オーストラリアの雇用状況悪化

オーストラリアの雇用は、前月[2月期]に予想を大きく上回った後、今月[3月期]に冷え込みの兆しを見せています。
2月期の新規雇用者数も 17500人の雇用者数から -6300人の雇用者へマイナス修正されたことから、オーストラリアの雇用状況は少しずつ悪化傾向にあります。

3月に創出された雇用は 4900で、過去1年間の月平均 35000人の新規雇用の成長率を大きく下回り、フルタイム雇用の減少(-19900人)は、多くのパートタイム雇用(+24800)の増加によって相殺され、パートタイムの雇用創出に補われているため、失業率は低下していますが不完全雇用率が上昇しています。
※ 失業率の低下・安定はパートタイム雇用者で補われ、不完全雇用率は悪化しています

 

不完全雇用率

パートタイムの仕事の増加傾向は顕著で、1時間当たりの労働時間は 2.6%増加したにもかかわらず、1人当たりの労働時間は過去最高を記録したことにより、オーストラリアの雇用体系はフルタイム雇用からパートタイム雇用傾向を強めています。
これにより、本来フルタイム勤務を希望する労働参加者がパートタイム勤務を余儀なくされ、不完全雇用率が上昇しており、オーストラリアでも企業サイドが小売販売競争を激化させているため、低賃金、低所得で雇用を維持しながら安い価格で物を販売する傾向が現れています。

 

RBAの予想を放棄する声

金融市場では豪準備銀行(RBA)が雇用状況が堅調に推移するとの見通しを長期にわたって表明し続けており、これの見通しに対して放棄する声が出始めています。
市場ではすでに、4月24日に発表が予定されている、消費者物価指数(CPI)に焦点を当てています。
豪準備銀行(RBA)が、2018年5月1日(次回の金融政策)で現在のオーストラリアの経済予測を放棄しなければならない可能性が高いと言及しています。

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