豪貿易収支予想外の黒字拡大 [2018年1月期]

豪貿易収支【2018年1月期】

[ 結果 ]  
  +1.055億豪ドル   評価:ポジティブ
  (前回数値:-13.58億豪ドル  事前予想:+1.60億豪ドル)
  ※ 前回数値:-11.46億豪ドルへ上方修正

 

オーストラリアの貿易は、2017年12月期の大きな赤字から驚くほど増加し、今期は予期せず大きな黒字を記録しました。
黒字額の約4分の3が 金によるもで、54%増加の7億7000万ドルの輸出額によって豪貿易収支は構成されています。輸送機器の輸出が2億800万ドル急増したことも、貿易収支黒字拡大に貢献しています。
オーストラリアの今後の鉱物産業であるLNG(液化天然ガス)は、クイーンズランド州のLNG工場は引き続き生産が増加し、出荷量も 9% 増加し、小幅貿易収支黒字額に貢献しています。

 

鉄鉱石輸出は価格は 2% 上昇しましたが輸出量が 16% 減少したため合計金額で14% 低下しました。
石炭(原料炭:製鋼製造用)の輸出は 3% 減少しましたが、これは主に石炭価格が 4% 下落したためで、輸出量に大きな変化はありませんでした。

 

資源輸出が豪ドルを支える

今回の驚きは金の輸出大きく拡大・上昇したことや鉱物資源の輸出量が増加していることです。
貿易黒字の拡大と輸出量の増加は貿易産業に関わる、雇用や設備投資の成長が伸びるため、名目GDPとそれに伴う国民所得への短期的な上昇要素となります。
さらに、米ドルと豪ドルの金利差が縮小し、豪ドルが弱くなる状況下において鉱物資源の輸出量の増加が豪ドルを米ドルに対して支える大きな支援材料となっています。

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