豪経済成長の縮小観測が強まる

豪経済成長縮小が強まる

先週発表された、オーストラリア8月小売売上高は マイナス0.6% まで減速し、4年間半で最も悪化する結果となりました。更に驚いたことに、7月の小売売上高も下方修正され、小売売上高の落ち込みは全州に広がり、すべての州の小売売上高が下落しました。

 

主な経済縮小の要素

  1. ガソリン価格の高騰、住宅価格の低迷、消費者信頼感の低下などが上げられます。特にガソリン価格の高騰は多くの生活や経済活動に必要不可欠なエネルギーや食品価格を上昇させるため家計負担を高めます。エネルギー価格や食品価格の上昇は、物の購買意欲に関わらず物の価格に転嫁(組み込まれている)されているため、購買意欲を低下させる原因となります。このことは、消費者の信頼感を低めるため個人消費の低下から小売売上高が大幅に減速するに驚きの結果となりました。現在の、オーストラリアの家計の所得に対する負債比率は、194%の新記録を更新したばかりでなく、負債の3分の2以上が住宅ローンのに縛られています。
    このような、オーストラリアの家計状況からウエストパック消費者信頼感調査では、悲観派が過去10カ月間続き、過去3年間の平均を上回っていることを示しています
  2. 賃金の伸びは鈍化し続けており、前回の景気後退から最低の 1.9%まで低下、消費者支出は、0.1% の弱い伸び率で、このような弱い傾向が続くと、オーストラリアの経済は減速のスパイラル陥る可能性があります。
  3. 雇用の伸びが堅調に推移していますが、小売売上高に関連する、小売店、レストラン、カフェが衰退すると、人材を雇用し続けるこが出来ず、失業と不完全雇用が高くなります。弱い小売売上高が、雇用と賃金の伸率びを悪化させ、支出はさらに鈍化することになります
  4. 所得に対する負債比率 194% と雇用と低賃金率の組み合わせで、家計は債務返済に苦労し、消費をさらに削減する可能性があります家計消費はオーストラリア経済の 60% を占めていますの、支出の伸びが悪化すれば、オーストラリア経済成長の減速の可能性を大きくします
  5. 雇用の悪化や、所得の減少更に悪化すると、豪準備銀行(RBA)が記録的な低金利で借り手を支えたとしても、低金利でも家計は負債の返済を出来ず、消費が悪化するスパイラルと経済縮小への前触れになる可能性を秘めています
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