豪第4四半期GDP【2017年10月期~12月期】

豪第4四半期GDP【2017年10月期~12月期】

[ 前年比 ]
  +2.4%   評価:ややネガティブ
  (前回数値:+2.8%  事前予想:+2.5%)
 ※ 前回数値:+2.9%へ上方修正

 

[ 前期比 ]
  +0.4%   評価:ややネガティブ
  (前回数値:+0.6%  事前予想:+0.5%)
※ 前回数値:+0.7%へ上方修正

オーストラリアの経済成長は、2017年と比べて 2.4% へと低下しました。
これは、第3四半期に記録された 2.8% の年率換算率からのステップダウンで市場の予想よりも弱く、個人消費が増加したため、経済成長も拡大すると思われましたが、輸出と建設の減速が相殺し、経済成長はステップダウンする結果となりました。
賃金上昇は 1.1% 増加で、これも第3四半期の 1.2% から減速し平均報酬は2年間で最悪の数値となりました。

 

賃金上昇率の伸び悩み

金融市場では経済が成長したとするとインフレ率が上昇・拡大(ポジティブ:上昇)し実質賃金や賃金は下落する可能性が高く、逆に経済成長が低下すれば単純に実質賃金は下落するため、いずれにせよ賃金上昇率は見込めない状況下にあると予想しています。
よって、人口の増加とインフレ率を考慮すれば、平均的に 1年前よりも消費が増加・拡大していないとになります。
潜在成長率(資本・労働・生産性の供給サイドの3要素から算定)を下回っていることを示す可能性が高い国では、消費は低水準で推移し経済成長も伸び悩む可能性が高くなります。

 

潜在成長率

現状のオーストラリアでは、生産活動に必要な「資本」「労働力」「生産性」のうち、人口の増加から「労働力」は補われ、資本は豪ドル高により「資本」は確保されているため、技術革新や技術活用法の進歩によって伸びる「生産性」がオーストラリアには欠如が、オーストラリア経済成長を低下させる要素となります。

ランキングに参加しています!
にほんブログ村 為替ブログへ

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください