豪第3四半期GDP【2016年7月期~9月期】

豪第3四半期GDP

[ 前年比 ]
  +1.8%   評価:ネガティブ
  (前回数値:+3.3%  事前予想:+2.2%)
 ※ 前回数値:+3.1%へ下方修正

 

[ 前期比 ]
  -0.5%   評価:ネガティブ
  (前回数値:+0.5%  事前予想:-0.1%)
 ※ 前回数値:+0.6%へ下方修正

 

 

 

GDP低下の要因

最も顕著な政府支出の縮小、弱い住宅投資と純輸出の落ち込みによってGDP低下は引き起こされました。
特に豪住宅投資の落ち込みが表れ始め、住宅建設にともなう多くの産業や消費が落ち込み、経済成長が低下しています。

 

 

豪不動産市場の状況

不動産市場から生む出される産業と雇用へ影響します。住宅建設から、多くの消費(住宅資材・家財・電化製品など)と雇用(建築する作業員)が生まれ、それらが経済成長の活動を後押しする経済効果の側面があります。
最近までは豪住宅市場が豪経済成長を牽引してきましたが、不動産価格の高騰により住宅建設が低下し始めています

住宅建設には、多くの消費(住宅資材・家財・電化製品など)と雇用(建築する作業員)が生まれ、それらが経済成長の活動につながりますが、減速傾向が続くと、この消費や雇用への経済効果が薄れるため、豪経済の促進を減速させることになります
(住宅建設により→新規住宅に必要な雇用と消費が生まれる→雇用安定・消費増加→供給と生産が増加→企業収益増加→雇用が安定のサイクルになる→住宅建設→減速消費や住宅に関わる産業の→需要減少→消費や雇用→低下→企業収益→減少→所得/雇用→低下し→経済低下の要因になる)

 

 

資源投資の現状

オーストラリア経済は鉱業投資で低下水準で推移し、他の資源プロジェクトが完了から資源の輸出の増加が軌道に乗るまでは、資源産業に関わる経済成長が見込めず、新たな資源プロジェクト(特に液化天然ガス:LNG)は鉄鉱石に変わる有望な資源産業に替わると予想されます。

 

 

豪政策金利にへの影響

12月6日に発表された、豪準備銀行(RBA)金融政策【2016年12月期】で、オーストラリア2016年第3/4四半期GDPが低調な結果になると、豪準備銀行(RBA)は、2017年前半に0.5%の政策金利引き下げに迫られると予想されています。
この点から、オーストラリア2016年第3四半期GDPの低調な結果は、今後豪政策金利引き下げ圧力を強める可能性が高くなります。
(経済成長→低下→政策金利引き下げ→借入コスト低下→企業の資金借入→後押し→企業→事業規模→拡大へ→経済活動増加→経済成長→必要性が生じる)

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