豪第1四半期GDP【2017年1月期~3月期】

豪第1四半期GDP【2017年1月期~3月期】

[ 前年比 ]
  +1.7%   評価:ニュートラル
  (前回数値:+2.4%  事前予想:+1.6%)

[ 前期比 ]
  +0.3%   評価:ニュートラル
  (前回数値:+1.1%  事前予想:+0.3%)

 

 

キーポイント

豪GDPは、2016年第4四半期の 2.4% から 1.7% へと減速しました。
財務、医療、社会サービスなどの分野でサービス部門など20業種のうち17業種について成長しましたが、貿易部門は、災害により中断されたため鉄鉱石と石炭の出荷が 2.6% 減少し豪GDPの最大の低下要因となりました。
輸出減少は豪GDP全体の 0.4% 減速に影響しましたが、鉱物資源価格が顕著に推移しているため、貿易収支は2016年第4四半期からプラス圏へと転じ、貿易収支は黒字化していますので減速はしたもののGDPに対して貢献していることに注意が必要です。(減速はしましたが、経済成長には大きく貢献)

住宅市場での投資はビクトリア州を除くすべての州で減速し全体で 4.4% 減へと住宅市場価格の下落が始まっています。

 

 

企業優先に転じたオーストラリア

主要商品の輸出価格の上昇は、輸出比率と輸入比率の比較でオーストラリアの貿易は、第4四半期と比べて 約7% 、前年比で 25% 上回り、その貿易額は大きく増加しました。
生活水準を表す1人当たり純実質国民平均可処分所得は 0.8% 押し上げましたが、1人当たりのGDP換算では、0.1% 低下し、実質的にマイナス横ばいであるため、賃金上昇率の低下を背景に、利益分配は企業の留保金が優先され個人所得へと反映されていない状況下にあります。
これは、賃金の伸びが実際には上がりましたが、労働単位コストの増加はごくわずかであり、インフレ率は低迷する可能性が高いことを鮮明に示しています。
結果として、豪政策金利の上昇は当面見込めないことを意味しています。

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