豪準備銀行(RBA)金融政策発表[2018年7月期]

 

豪準備銀行(RBA)金融政策発表[2018年5月期]

豪準備銀行(RBA)は政策金利を 1.50%で据え置くことを決定しました。

  • 経済成長率:2018年と2019年に平均で3%を上回る成長
  • インフレ率:2018年は 2%を上回ると予想
  • 賃金:賃金上昇率は依然として低いが、雇用状況は拡大している
  • 貿易:最近の商品価格の上昇しましたが、今後数年間で低下すると予想

 

オーストラリア経済状況

オーストラリア経済は最近の商品価格の上昇により、資源産業の利益と雇用を拡大させ所得の向上をもたらしましたが、インフレ率の低さ、記録的な低賃金の伸び、信用の引き締めなどに悩まされています。
2018年と2019年にGDPは 3%を少し上回るとの世銀の予測と一致しています。豪第1四半期GDPは、3.1%まで拡大しているため事業環境は好調で、非鉱業投資は増加を続けています。公共インフラ投資の高水準化も経済を支えています。
一方で豪準備銀行の最大の懸念材料は、オーストラリア経済の約3分の2を支える消費者部門です。家計消費の見通しで家計所得は徐々に増えていますが、依然として賃金上昇率は低く、家計の負債水準は高いと、言及しています。

 

意見が分かれる政策金利引き上げ時期

金融市場では、2018年後半に 0.25%の政策金利引き上げに向かう時期と、2020年まで政策金利引き上げをすることが出来ない状況が続くと、2分するコンセンサス(市場の考え/市場の合意)が台頭しています。
この点は、2%以上のインフレ率上昇と2%~3%以上のGDP拡大が最低条件となります。更に、新規雇用者数の増加では無く、賃金上昇率の伸び率と家計負債の低下など、大きく4点が政策金利引き上げの判断基準となります。重要なことは単にインフレ率の上昇だでけでは、政策金利引き上げが出来ないことを意味しています。

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