豪準備銀行(RBA)金融政策発表【2017年9月期】

豪準備銀行(RBA)政策金利発表【2017年9月期】

豪準備銀行(RBA)が、政策金利を13ヶ月連続で、1.50%で据え置くことを決定しました。

  • 中立名目金利は 3.5% 中立実質金利は 1.5%
  • 不動産市場はシドニーを中心に状況が減速し他の都市でも、価格は下落している
    (一部の都市では価格が上昇していますが全体的に価格は下落)
  • 労働市場は厳しい状況
  • インフレ率は低いままですが、景気が高まるにつれ回復
  • 賃金伸びは依然として低いままで、いずれ上昇するが当面は続く

 

 

キーポイント

低い金利は、家計の借り入れ促進によりす経済成長を強める反面、中期的な金融リスクがあります。
これは、低金利政策はすでに高い負債を抱えている家計部門にもっと借りてもらうことを奨励することを意味するため、公共の利益にならならず、不動産市場を中心とした金融リスクの度合いが上昇します。

過去4年間で家計借り入れが平均 6.5% 増加した一方で、家計所得は、わずか 3.5% の伸びを示していることに最大の警戒があります。

 

中立名目金利と中立実質金利

オーストラリアの中立実質金利のすべての見積もりは、過去5年間ほど金融政策が拡大していると示唆。
これは、現在の金利水準から 2%上昇することを意味しますが、上昇サイクルに入るのにどれくらいの時間がかかるかについて言及はありませんでした。

中立的金利とは刺激・緩和(低金利)でも抑制・引き締め(高金利)でもない中立的な短期金利水準のこといます。
中立実質金利(期待インフレ目標から物価変動の影響を除いた金利:政策金利から消費者物価の前年比上昇率を差し引いた金利)が中立名目金利を 2.5% 下回っているためオーストラリアでは中立的な金利水準下であっても、RBAの低金利政策は景気に刺激を与えていることを意味しており、景気拡大の大きな要因となります。

※ 中立実質金利 - 中立名目金利 = 景気刺激策

※ 実質金利 = 期待インフレ目標から物価変動の影響を除いた金利:政策金利から消費者物価の前年比上昇率を差し引いた金利

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