豪準備銀行(RBA)議事録 公表【2017年6月期】

豪準備銀行(RBA)議事録 公表【2017年6月期】

  • 労働市場と住宅市場の成長に慎重な監視を必要としていると判断
    (不動産バブルの終焉と低水準の所得)
  • 賃金指数は0.5%上昇にとどまり、総賃金の伸びは低水準を示唆
  • 住宅債務の伸びは家計収入の伸びを上回り、住宅市場および世帯バランスシートに関連するリスクが高まっている
  • 低成長の所得と高水準の家計負債が家計消費の伸びを抑制している

 

キーポイント

豪小売産業は2017年初旬から厳しいものでしたが、4月の小売売上高の大幅な増加となりました。
現状のオーストラリアでは家計所得の伸び率の低下や負債の増加に対する警戒感から、引き続き消費の増加に対して下振れリスクがあると予想され、過去20年間で最も賃金上昇率の低い現在では消費は上がらずインフレ率の状況は当面低く、同時に政策金利も現在の 1.5% 据え置きか、経済状況の悪化にともなう金利引き下げが有効な状況です。

住宅建設は予想外の落ち込みを示しました。一部の州では雨天によって住宅建設が減少したと言及し、第2四半期に一時的に回復が見込まれることを示唆したが、西オーストラリア州では建設がさらに落ち込みが激しく、西オーストラリア州の建設部門における弱い状況が続いています。
更に、2016年後半以降、住宅建築築許可件数がほとんどの州で減少しており、今後減少する可能性があります。

 

 

警戒事項

豪第1四半期GDPの減速への警戒感と家計収入を越える住宅債務の伸びが、住宅市場および世帯バランスシートに関連するリスクが高まっています。
オーストラリアは不動産市場から産み出される多くの産業の経済活動(住宅資材・家財・電化製品など)と雇用(建築する作業員)を重視し、経済を成長させてきましたが、最近ではシドニーとメルボルンの不動産市場の価格下落が始まっており、低い賃金上昇率と不動産市場から恩恵を受けてきた雇用と経済への打撃への警戒感が発せられています。

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