豪準備銀行(RBA)議事録 公表【2017年4月期】

豪準備銀行(RBA)議事録 公表【2017年4月期】

  • CPIは2017年に 2% を上回ると予想するが、基調インフレの上昇はより緩やかなになると予想
  • 3月下旬から鉄鉱石の価格が下落したことから、オーストラリアの貿易は、最近の高値から先行して低下する可能性が依然として高い
  • 住宅債務の伸びは家計収入の伸びを上回り、住宅市場および世帯バランスシートに関連するリスクが高まっている
  • 家計消費は予想よりもやや弱く、労働市場の軟調と賃金上昇率への圧力状況

 

 

オーストラリア国内経済状況

豪GDP 第4四半期に緩やかな伸びを見せ、オーストラリアにおける鉄鉱石と石炭生産能力の拡大に関連した大規模なプロジェクトの大部分が完了しました。
RBAは、今後数年にわたりアジア市場へのLNG(液化天然ガス)供給増加、ならびに価格上昇とオーストラリアの輸出量への影響について検討しています。

家計消費の指標は、2017年初めに予想していたよりもやや弱く、小売売上高は、1月の平均成長率に続いて2月もやや下落しています。
小売セクター全体で競争が依然として強かったため、小売価格のインフレは抑制されたままであった。(競争原理による販売価格低下と所得の低下)

 

 

オーストラリア不動産市場への警戒

RBAでは、議事録で、金融監督当局(APRA)が財政の安定を維持するために、必要に応じてさらなる措置を検討すると述べました。
住宅債務の伸びは家計収入の伸びを上回り、住宅市場および世帯バランスシートに関連するリスクが高まっています。
これは、家計収入よりも不動産購入による家計負債が増加していることになり、家計では負債の増加が進んでいることことに対して、RBAは警戒感を示しています。

経済がより速く成長することを望み、失業率を現在予測されているよりも少し早く下げたいが、しかし、金融政策を通じてそれを達成しようとすれば、人々はより多くの資金を借りやすく奨励されるため、住宅価格の上昇圧力がかかる。そのため、不動産価格の上昇は低い個人所得に対して賃料比率(家計債務の増加)が拡大し家計を大きく圧迫するので個人消費を低迷させる大きな要因となります。このことが現在のオーストラリアの大きなジレンマであることを表しています

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