豪消費者信頼感の継続的上昇の可能性は低い

ウエストパック消費者信頼感指数 [2018年1月期]

  • [ 前月比 ]
     +105.1ポイント   評価:ポジティブ
     (前回数値:+103.3ポイント)

※ ウエストパック消費者信頼感指数 = オーストラリア4大銀行の1つウエストパック銀行が、約1,200人の消費者を対象に、将来の景気予想を評価のアンケート結果を指数化し、個人消費の予想するための指標(現在ではなく将来を予想するための数値)

 

豪消費者動向

ウェストパック・メルボルンインスティテュートの消費者心理指数は、105.1ポイントと 1.8% 上昇し4年ぶりの高値を記録しました。
100ポイントを超える数値は、オーストラリア消費者信頼感に対して楽観的な見通しを示しています。この調査では、消費者が低金利による家計への融資を享受し経済と雇用市場の見通しについてより積極的であると感じていることが推測できます。

 

消費者信頼感は上昇していますが、消費者は弱い賃金の伸びに圧迫されている状況下で、2018年11月の、AppleのiPhone Xのリリースと、ブラックフライデー により消費者心理が一時的上昇を示している可能性が高いと予想されます。
2017年末の、AppleのiPhone Xのリリースとブラックフライデーによる消費は増加しましたが、今後賃金上昇率が上昇しなければ、この反動により消費は減速する可能性が高く、賃金上昇次第であって賃金上昇に弾みがつくと消費も後追いでついてくる、賃金上昇率が最大の争点となっています。(現在の状況は賃金が上昇するれば消費も拡大する機会であることになります)

< 参考:豪小売売上高11月期 >

 

政策金利と消費者信頼感指数

ウエストパック消費者信頼感指数が 100ポイント以下の数値が数ヶ月間(2ヶ月~4ヶ月)続くと、政策金利が引下げられることが見られます。
この点から今後、消費者信頼感指数が 100ポイントを数ヶ月間割り込むと、政策金利引下げ観測が強くなり豪ドルにはネガティブな状況となり、100ポイント以上を超えた状況が続くと政策金利据え置きが予想されるため、豪ドルにはポジティブな状況となります。

この点から、今回発表された数値は今後数ヶ月間、政策金利引き下げの可能性は無く、当面の間相当ネガティブな豪経済指標があったとしても、政策金利引き下げが無いことを意味し、豪ドルにはポジティブな内容となります。

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