■豪小売売上高【8月】
[ 前月比 ] +0.4% (評価:ポジティブ)
(前回数値:-0.1%)
(事前予想:+0.4%)
[ トレンド ] +0.2% (季節の影響を調整しない純粋な数値)
(前回数値:+02%)
■豪小売売上高推移
プラス0.4% となりましたが、前月のマイナス0.4% に対する値となりますので、プラス4% の値は前回数値が低いための反動もあり、プラス0.4% の増加分には前回値と比較する前月比には、比較数値面での割合も含まれていると予想されます。
■豪小売上高トレンド推移(季節の影響を調整しない純粋な数値)
最近1年では、0%以上で推移し小売業全体では大きな増加もなく減少もなく、 0.1%~0.4%で推移する 大きな成長もなく減速ない一定的な状態を示しています。
■豪小売売上高から把握できること
豪小売業界を含む個人消費は豪雇用全体に対して10%以上の割合を占め、豪GDPの60%の影響を及ぼすため、トレンド推移が安定が今後の豪経済の先行指標として把握する重要な数値となります。
今回の結果は トレンド数値が2%で安定しているため、豪経済成長に大きな貢献をすることができない状況となります。
今点から、豪経済(GDP)の成長は、低迷状態が続くと予想されることになります。
※ トレンド推移では2%~3%で推移し安定的となっています。
※ 豪小売売上高は、豪雇用や豪GDP(経済成長)の先行指数として把握できる経済指標として捉えることができる