警戒感が強まる豪ドル、新興国通貨


2015年9月06日1▇ 警戒感が強まる豪ドル、新興国通貨下落 ◇米国と中国からの影響
(A)FOMC後のFRB(米連邦準備制度理事会)声明より、
・底堅い雇用の伸び
・労働市場の「さらなる改善」から「もう一段の改善」と明るい見通し
・12月もしくは9月に政策金利引き上げ開始の可能性が高まる
 の3点が示され、NYダウ株式が利上げ観測により下落へと転じる

(B)8月20日、FOMC議事録公で
「米政策金利の引き上げを開始した場合、
毎月や平均的ではなく、雇用市場を観察しながら徐々に適切に引き上げる」 との趣旨が公表されれ、FOMC議事録が公表後NYダウが急落

(C)2015年6月から中国製造業PMI低下がハイライトされ始めたため、資源価格が大幅に下落し、輸出する側のアジア通貨や豪ドルが大幅に下落
更に、上海総合指数の下落により、投資心理が大きく後退アジア・オセアニア・新興国からの資金撤退を加速させる

 

▇ 通貨への直接的な影響
米年内利上げ観測は、資源通貨や新興国通貨が米ドルに対して売られるため、米ドルは豪ドルやNZドル、南アフリカランドなど資源通貨に対して上昇し、逆に豪ドル・NZドル・ランドは円に対しても売られ下落する展開が続いています。
金融市場では投資資金が、鉱物資源(コモディティ)や株式市場への投資から、米ドルへの投資へと向かい始めていることを大きく現し始めています。
(米政策金利引き上げ→年内観測→米低金利を背景とした米ドルから→豪ドル/新興国/資源投資→逆流→米ドルへと→逆流→豪ドル/新興国/資源投資→大幅に下落)
(米政策金利引き上げ→年内観測→市中の貨幣量→減少→投資資金減→減少する→株式や新興国への投資貨幣量→減少→主要株式/新興国通貨→下落を先行的に織り込む)
※ 特に対米ドルに対して下落警戒感が強まっています

中国の経済減速傾向から中国への輸出量が減少すると、中国へ依存度が高い豪ドル/新興国/資源投資は、中国の経済減速により下落し、中国の経済減速へのリスクから下落警戒感強くなります。
(中国経済減速傾向→投資資金→リスク選好から→後退の現れ→流出→投資されていた資金→流出→豪ドル/新興国/資源投資→下落へ)  

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