米雇用統計 [2017年12月期]

米雇用統計 [2017年12月期]

  • [ 非農業部門雇用者数 ]
     +14.8万人   評価:ネガティブ
     (前回数値:+22.8万人/事前予想:+19.0万人)
     ※ 前回数値:+25.2万人へ上方修正
  • [ 失業率 ]
     +4.1%    評価:ニュートラル
     (前回数値:4.1% / 事前予想:4.1%)
  • [ 平均時給 ]
     ・前月比:+0.3% 評価:ニュートラル
     (前回数値:+0.2% / 事前予想:+0.3%
    ※ 前回数値:+0.1%へ下方修正

     ・前年比 :2.5% 評価:ニュートラル
     (前回数値:+2.4% / 事前予想:+2.5%)

 

セクター別新規雇用者数

 [ 製造業 ] +25000人増加
 [ 建設業]  +30000人増加
 [ 小売業 ] -20300人減少

米新規雇用者数は前回数値・事前予想を下回る結果で民間調査会社ADP(Automatic Data Processing社)とは食い違う結果となりました。
製造業・建設業の新規雇用者数が増加する、一方で小売業(サービス部門)は マイナス20300人へと大きく低下し、米年末商戦が期待ほど雇用に影響しなかったことになります。

 

FRBは雇用統計よりも債券高・株高を重視

現在のFRBは米雇用統計よりも債権高・株高を重視する傾向が強まっています。
背景には、低金利と大規模な金融緩和(Q1:QE2:QE3)市場への資金供給が債券市場と株式市場へと流れ込んでおり、債券バブルと株式バブルを警戒しています。特に米債券バブルを封じ込めるために政策金利引き上げを検討しています。
低金利は市場が低金利で投資資金を借入れることができるため、この資金が債券と株式へと流れ込んでいます。

米長期国債(10年国債)利回りは2012年と2016年に低下し、債権高となりました。現在の米長期金利利回りは金融危機が発生した2008年・2009年よりも低く債券が買われていることを示しています。債権高(利回りは低い)であればあるほど、市場に投資資金が流れ込んでおり債券バブルと株式バブルを示す基準で、FRBはこのバブルの封じ込めを意識しています。

最近では米短期国債利回り(米2年国債)と米長期国債利回り(米10年国債)の利回りの差が縮小してる逆イールドカーブが課題となっています。

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