米株価、再び1000ドル下落 [2018年2月9日]

 

米株価、再び1000ドル下落

金利上昇の懸念がニューヨーク株式市場の急落につながったことから、2年ぶりに最も厳しい週を迎えました。
2月8日、ダウ工業平均株価は、再度 1000ドル以上下落し、1日で 4% を超える下落となりました。ダウ株価は今年のピーク時(高値)から 10% 下落する大幅下落が進行しています。

米株価下落の原因

  1. インフレ圧力と金利上昇の可能性

  2. 米10年国債の利回り(長期金利)の急騰

  3. 米雇用統計の賃金上昇が、金利が以前に予想されていたよりも速く上昇することを金融市場に確信

 

金融政策と株価の関係

  1. 市中に供給されていた貨幣により株式に投資され資金が吸い上げられることや

  2. 今まで低金利で借入てきた企業や家計の経済活動の減速が始まる可能性があることからくる企業収益の減少

  3. 米株式市場下落の影響を受けた日経平均株価や主要株価の下落

米経済の成長が顕著であるため、今までFRB(米連邦準備制度理事会)が行ってきた金融緩和政策・金融刺激策の縮小と圧縮(金融引き締め)の速度を速める可能性が大きくなりました。
インフレ率の上昇や賃金上昇、景気回復を目的として、FRB(米連邦準備制度理事会)は国債などを買い市中に貨幣を供給してきたため、金融緩和の圧縮・縮小(金融引き締め)は国債価格下落・金利の上昇を招きますので、米10年国債(米長期金利)利回りは上昇しています。
米利上げ観測(金融緩和政策・金融刺激策の縮小と圧縮)・金融引き締めが強まったことは、市中に低金利で供給している貨幣が低金利から金利が上昇することを意味し、さらに量的緩和政策も圧縮縮小する速度が速まると予想されます。

金融緩和政策・金融刺激策の縮小と圧縮は市中から貨幣を吸い上げるため、市場はこの観測を事前に織り込むため、今まで株式へと投資していた資金を急激に撤退させ株価は劇的に下落します。
金融市場では、これを国債利回り上昇圧力やインフレ圧力と呼びます。利回り上昇やインフレ上昇圧力が金融政策を変化させ、金融緩和政策・金融刺激策の縮小と圧縮を起こさせるためです。

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