悪化が進むトルコ消費者物価指数(CPI) [2018年9月3日]

悪化が進むトルコ消費者物価指数(CPI) [2018年9月3日]

[ 前年比 ] 評価:ネガティブ
 +17.90%
 (前回数値:+15.85% 事前予想:+17.60%)

[ 前月比] 評価:ネガティブ
 +2.30%
 (前回数値:+0.55% 事前予想:+2.23%)

 

ピックアップ

  1. トルコ中央銀行(TCMB)が政策金利を 17.75%に引き上げ物価上昇をおさえる効果はでておらず トルコCPIは悪化し続けています。高すぎるインフレ率はあらゆる物の価値が上昇するため、企業の設備投資・民間消費を著しく損ないます。これは経済成長の速度ゆるめますので、インフレ率の上昇(加速)は悪化したと捉えることになります。

  2. インフレ率が高すぎると、所得に対する支出が増加により消費が減速したり、家計は借入を増やし負債が増加する傾向が強まります。
    この負債はインフレ率の上昇にともないさらに増加しますので、消費を中心とした経済成長を悪化させる側面があります。

  3. 貨幣価値の観点では、物の価値の上昇は言い換えると貨幣価値下落がしているため、貨幣に換算した物の価値が上昇しています。それだけ、大量の貨幣が市場に出回り、貨幣価値が下落していることを現しています
    貨幣価値の下落はトルコリラの下落を意味します。(トルコリラ下落を警戒)

  4. 悪化するインフレ率の加速に対してトルコ政府のエルドアン氏が中央銀行に対して政策金利を引き上げないようにと圧力をかけ、トルコ大統領エルドアン氏は、トルコ財務相にエルドアン氏の娘婿のアルバイラク氏を起用し、トルコ中央銀行の独立性を損なっていますので、インフレ率上昇に歯止めがかからず金融市場ではインフレ率の悪化が進むと予想しています。

 

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