南アフリカの経常赤字拡大 [2018年6月22日]

第1四半期経常収支 [南アフリカ]

[ 結果 ]  
  -2290億ランド   評価:ネガティブ
  (前回数値:-1370億ランド  事前予想:-1880億ランド)

 

[GDP比率]
  -4.8%  評価:ネガティブ
  (前回数値:-2.9%   事前予想:-3.8%)

 

キーポイント

南アフリカ(SA)の2018年第1四半期経常収支赤字は、GDPに対して 4.8% へ 2018年第4四半期の 2.9% から 1.9% 拡大しました。
南アフリカ(SA)は、第1四半期に経常収支を構成する4項目の「貿易収支」「サービス収支」「所得収支」「経常移転収支」 で、貿易収支は 184億ランドの貿易赤字を記録し、サービス収支もマイナス収支となりましたが、所得収支と経常移転収支は成長しています。

近年と比較して経常収支赤字は大幅に縮小していますが、目に見えないサービス収支が予想を上回る資本流出を示す可能性があるため、重大なリスクがあり、通貨ランドの弱体化の可能性があることを示しています。

 

ピックアップ

トルコの経常収支と比較すると、トルコは「貿易収支」「サービス収支」が黒字で  「所得収支」「経常移転収支」が赤字となっているため、南アフリカとは赤字が逆の構成要素となっています。
トルコは目に見えて、資本流出が拡大し単純にトルコリラの下落をまねき、南アフリカは資本流出は見れませんが、「貿易収支」「サービス収支」の点で実需の点でランドの下落をまねいています。
同じ新興国でも、南アフリカとトルコでは経済成長や資本構成が違うため、資本流出が目に見えて分かるトルコリラは下落が続いています。

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