中国消費者物価指数(CPI・PPI) 【2017年3月期】

中国CPI(消費者物価指数)【2017年3月期】

[ 前年比 ]
  0.9%  評価:ネガティブ
 (前回数値:  0.8%  事前予想:1.0%)

生産者物価指数PPI【2017年3月期】

[ 前年比 ]
  7.6%  評価:ポジティブ
 (前回数値: 7.8%  事前予想:7.5%

 

 

中国経済動向

  1. 中国消費者物価指数(CPI)は 0.9%と 1% を下回り2017年1月期につけた 2.5% から低下傾向を強めています。
    2017年2月期・3月期の2ヶ月連続で 1%を下回る結果であるため個人消費の低迷が表れています。
    中国政府はCPIの目標を3%前後としているため、現在の中国国内の消費は弱い状況下にあります。
  2. 生産者物価指数(PPI)は、前回数値から小幅低下しましたが、7%台で推移しポジティブな結果となりました。
    PPIは、物を生産する生産側の製造に必要なエネルギー価格、加工費、原材料、製造設備など製造による原材料価格変動の視点でみた製品の価格となります。
    インフラ投資の拡大で石炭や鉄鋼製品の需要が増加しているため、7%台の高い水準で推移しています。
  3. 中国の国内需要(消費やインフラ設備)が増加傾向にあり、商品/製品製造に必要な原材料価格が上昇していることを示しています。
    これは、家計や企業に必要な商品/製品の製造が成長し始め需要と供給の原則から現在量価格が上昇しているため、物や製品が売れていることを意味しています。
    さらに、中国国内の不動産価格の上昇など中国国内の製造業の成長から中国国内の製品製造の生産活動による内需は成長し始めていることになります。
  4. 企業により生産投資は順調に推移している一方で、消費は低迷しているため企業収益が家計所得に反映されていないことになります。
    これは、企業側が収益を拡大させる一方で、労働側への賃金へ反映させず企業収益を重視する可能性を意味しています。

  5. 金融市場では中国PPIは、一旦上昇傾向は終息し、今後低下傾向へと向かう可能性を示唆しています。
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