トルコ第1四半期GDP・経常収支と資本流出

 

トルコ第1四半期GDP [2018年1月期~3月期]

[ 前年比 ]
  +7.4%   評価:ポジティブ
  (前回数値:+7.3%  事前予想:+7.0%)

 

[ 前期比 ]
  +2.0%   評価:ポジティブ
  (前回数値:+1.7%  事前予想:+0.8%)

 

第1四半期のトルコ経済は [前年比]7.4%増加となりました。
1月期~3月期の3ヶ月間のGDPは約7927億トルコリラ(約2075億ドル)の成長を記録しました。
トルコのGDPは、2017年に、3.1兆トルコリラ(約8507億ドル)で、2016年の 2.6兆トルコリラ(約860億ドル)から大きく成長しています。

 

トルコ経常収支

トルコの経常収支赤字は、4月に54億3000万ドルで、[前年比]で17億ドルの悪化し、過去12ヶ月間(2017年3月~2018年4月)では571億ドルに達しています。
この経常収支赤字は、貿易収支・サービス収支で18億1700万ドル増加、54.62億ドルの資本流出、1.79億ドルの所得収支の赤字から構成されており、資本流出により大きな赤字が算出されています。

 

資本流出の危険性と国際収支

資本の流出は特に新興国に多く見られ、米ドルやユーロ、円を借入て自国のインフラ設備や企業への投資をおこない経済を成長させていますので、金融危機や米ドルの上昇などが発生すると新興国の通貨が下落し、その返済額は下落した分だけ借入額が比例的に増加するため、新興国では通貨危機を招きます。これが新興国では外貨準備金(借入返済の外貨が不足)の不足発生させます。トルコ経済に関しては、米ドルからの借入依存度が高く、米ドルの上昇もしくはトルコリラの下落は、米ドルに対しての返済額が増加するため、国際収支が悪化し、トルコ経常収支の悪化として表面化しています

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