トルコ政策金利据え置きで リラ急落 [2018年7月24日]

トルコ政策金利据え置きで リラ急落 [2018年7月24日]

トルコ中央銀行(TCMB)は、週間物レポレート金利(政策金利)を、17.75%に据え置きました。
市場コンセンサス(市場の考え/市場の合意)は 18.75%へ 1.00%金利引き上げでしたが、金利が据え置かれたためトルコリラは急落しています。
トルコリラは 5月に 22.25円台まで急落後、トルコ中央銀行が 6月・7月に政策金利を 17.75%まで引き上げたため、金利差を意識した買いが入り下げ止まっていましたが、政策金利が据え置かれたため、再度急落しています。

 

急落の要素

  • トルコでは消費者物価指数が 15.39%まで上昇する高いインフレ状態で金融引き締めが必要な状況下で金利が据え置かれたことが急落原因の要素の1つになります。

  • エルドアン大統領の圧力に屈せずに大幅な金利引き上げを行ってた、チェティンカヤ トルコ中央銀行(TCMB)総裁と、それを支持していたシェムシェキ副首相が更迭され、中央銀行が政策金利引き上げから引き下げへの警戒感が強まっている

  • 政策金利引き上げが停止したため、トルコ中央銀行がエルドアン氏の圧力を受け入れたと捉えられた可能性がある

 

トルコリラ継続下落の要素

エルドアン氏のトルコ中央銀行(TCMB)への政治的圧力や経常赤字の増加、高いインフレ率を背景にトルコリラの価値が著しく下落しています。
高いインフレ率は貨幣価値を下落させ続け、唯一の解決手段であった、政策金利引き上げによるインフレ率の上昇と貨幣価値下落の抑制が機能していないことが最大の継続的下落の要素となります。

<参考:トルコ独裁化への警戒感強まる>

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