トルコリラ急落の背景 2018年1月22日

 

トルコ軍事作戦オペレーションオリーブの枝

トルコ軍は自由シリア陸軍(FSA)と共同で、シリアのアフリン東部のアザーズ地区に、軍事作戦オペレーションオリーブの枝作戦の実施を土曜日から進行させています。
トルコ軍は、土曜日からシリアアザーズ地区の武装勢力 YPG(クルド人民保護ユニット) を掃討する作戦「オリーブの枝作戦」を開始し、トルコリアは一時急落する展開となりました。

アメリカの声明では「YPGはDaeshとの戦いにおいて米国の重要な味方であり、シリア領から反政府勢力を追い出すのを手伝っている」と表明しており、アメリカ側では YPG が正当な集団としていますが、トルコ側では武装勢力として位置づけており、双方で食い違いがみられます。

トルコ政府はトルコ国境での脅威を減らし、シリアの民間人を守るのに軍事作戦を進行させていると表明しているため、単純にYPGが何をしようとも武装勢力でトルコ国境を脅かす存在であるとしています。

 

国際社会で分が悪いトルコ

アメリカとフランスを含む西側諸国は結束力を強め、国連安全保障理事会は27日に緊急の討議を行う予定で、シリアのアサド大統領も「残忍なトルコ侵略」と、侵略を非難し、シリアの主要味方国であるロシアもまた懸念を示し、シリアアザーズ地区に駐屯しているロシア部隊の一部を撤収したと語りました。ロシアは国連安全保障理事会の副議長を務める上院議員、フランツ・クリントヴィッチ上院議員によると、トルコに軍事作戦を停止するよう要求するもようです。
シリアの同盟国であるイランは、シリアで「危機が深刻化するのを防ぐため」の作業を迅速に終了するよう求めています。

 

トルコリラ

土曜日から始まった軍事作戦に対して国際社会からは賛同を得られず、空爆に続きトルコ地上部隊もシリアに侵攻したため、トルコリラは売られ、8.75円まで急落しその後欧州市場とNY市場で値を戻しています。
27日に緊急討議が予定されている国連安全保障理事会でトルコに対して制裁決議などが可決されると再度急激な下落予想されます。

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