トルコリラ市場最安値更新中 2018年3月19日

トルコリラ下落の本質

資本逆流の危険性と国際収支
資本の逆流は特に新興国特にトルコでは多く見られ、米ドルやユーロ、円を借入て自国のインフラ設備や企業への投資をおこない経済を成長させていますので、金融危機や米ドルの上昇などが発生するとトルコリラが下落し、その返済額は下落した分だけ借入額が比例的に増加するため、通貨下落を招きます。
特に米ドルに対しては8年以上下落を続けており、米ドルに対して下落した率分返済額もトルコからアメリカへの返済額も増加しています。
資本調達コストの上昇がトルコリラを下落させていることが現れ、トルコでの外貨準備金(借入返済の外貨が不足)の不足発生させます。

米ドル建てで資本を借入しているトルコではアメリカが年内に4回利上げされる可能性があるアメリカに対して、米政策金利が引き上げられると米ドルの金利引き上げは、通貨レートに反映されますので、米ドルによる新興国や資源商品(コモディティ)へと投資されていた投機マネーが米ドルへと逆流し、現状のレートより下落を加速させます。
トルコ経済に関しても、米ドルからの借入依存度が高く、米ドルの上昇もしくはトルコリラの下落は、米ドルに対しての返済額が増加するため、国際収支が悪化します。

 

一方で南アフリカは資源輸出や自動車産業が主流で中国への資源輸出、アメリカや欧州への自動車製造受注がランドの通貨価値に影響されます。

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