イタリア予算案でEUと衝突

イタリア予算案でEUと衝突

イタリア政府の予算支出計画をめぐってEU(欧州連合)と衝突しています。
EU(欧州連合)はEU加盟国に対して財政赤字をGDPの 3%、累計債務残高を 60%以内を義務づけていますが、イタリアが累計債務残高 130%を越えているにも関わらず、さらに財政支出を拡大し累計債務の増加に対してEU(欧州連合)がルールに違反する財政赤字がユーロの存在を脅かすとしています。

EUルールの累積債務残高に内戻すためには、1.6%財政赤字で予算組む必要がありますが、イタリアの財務省は財政赤字が 昨年の2.3%をやや上回る 2.4%に達すと試算しており、2.4%の財政赤字試算は 3%でEU(欧州連合)の枠内ですが 緊縮財政の影響を減らすことに重点を置く点においては、EUルールに反していると、EU(欧州連合)は反発しています。(イタリアは、EUレベルで共同で合意した予算目標との距離が離れています)

※ イタリア政府は財政赤字目標について、2020年はGDPに対して 2.2% 2021年は 2.0%以下に抑制する可能性があると言及しています

 

ピックアップ

ECB(欧州中央銀行)は市場に貨幣を供給してきた金融緩和策から金融引き締めへと舵を切り始めています。
以前でしてら、イタリアとギリシャの財政赤字は毎年ことでしたが、ECB(欧州中央銀行)が市場に貨幣を供給し続けていたためユーロ圏での赤字をファイナンス(資金調達)できていましたが、金融引き締めへと舵を切いたいECB(欧州中央銀行)とユーロ圏では長期的にイタリアの累積債務が重くのしかかることに警戒感を示し始めたことになります。
ユーロ圏での金融政策とイタリア財政赤字支出の警戒感がハイライトされ、主要通貨が大きく下落で反応しています。

イタリアの支出計画の詳細はまだ明らかにされていません。イタリアは10月15日までに欧州委員会に予算草案を提出しなければならなず、イタリアとEU(欧州連合)との緊張が今後数週間続く可能性があります。

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