イエレン議長発言 「米経済成長と金融政策」

イエレン議長発言 「米経済成長と金融政策」

イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長発言

  • FRB(米連邦準備制度理事会)は、2019年末にかけて年数回の利上げを予想している
  • 「米経済について、FRBの目標である完全雇用と安定した物価に向かっており、米経済の拡大が続いている」
  • 「既に市中へ供給した資金を緩やかに減らすのが合理的(マネタリーベースの縮小)」
  • 「次回利上げのタイミングは米経済が今後数カ月間の変動で判断」

 

 

米経済拡大と金融政策

イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言は総じて、米ドルの価値を高める内容となっています。
利上げの条件には米経済の動向を見計らいながら、利上げ時期を判断するとし、過去に市中に供給した貨幣を回収し市中の貨幣量(マネタリーベース)を減少させることにも言及しています。
この金融政策は利上げの金利上昇(金利差拡大)とマネタリーベースの縮小による貨幣価値上昇は米ドルの価値を高めるため、米ドルはイエレン発言後上昇しています。

同時に、米経済の拡大は米国の消費に対して世界の産業が米国への輸出増加が見込めるため、世界経済の成長観測への期待感からリスク選好(投資選好)が進み主要通貨は上昇する展開となりました。

 

 

マネタリーベース(投資の側面)

(A)マネタリーベースの増加
日銀による市中への供給量の増加により、市中の貨幣量が増額しますので円の価値が下落し円安へと誘導されます。
(マネタリーベース→増加→貨幣量増加→量が増加するので貨幣価値が下がり→金利が下がる/通貨安→主要通貨→上昇へ)

(B)マネタリーベースの減少
米QE3(量的緩和)の終了により、米市中へ供給されていた貨幣量は減少しますので、米ドルの価値は上昇し、米ドル買いや投資選好へと誘導されます。
(マネタリーベース→減少→貨幣量減少→量が減少するので貨幣価値が上がる→金利が上がる/通貨高→主要通貨→上昇へ)

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